奴のせいで親のことも信用できなくなった
一週間以上がたつが、ストレスが抜けない。ずっと刺さったままだ。
ぶつける相手もいない。
本人は論外。一切関わってきてほしくない。
正直に言うと、ただちに死んでほしい。
毒をまき散らす、害悪でしかないからだ。
奴の存在は、一家を離散させ、家族のつながりを破壊する。
兄弟げんかの延長、兄貴のお前が大人になれと言い続ける親のことも、
最近は信用できなくなったからだ。
お前は仕事もして家庭も持って家も買って順調だからいいじゃないか、
それに比べてあの子は孤独で可哀想だ。
そう言われても、全く同情できない。
一度、言われたことがある。
お前一度、あの子の住んでいるアパートに行ってこい。
そして謝ってこいと。
私は怒りを禁じえなかった。
ゴネ得だろうという生ぬるい感情ではなかった。
お前らの間に入らされて、時間と手間を奪われて、
散々いいように利用されて、まだそんなことをほざくのかと。
それでも折れ続けてきたけど、どうやら今回はさすがに無理らしい。
ショックというか、傷というか、頭痛が全然取れない。
そんな中仕事をするのは、とてもつらい。
一体、どこから手を付ければいいのだろう。
仮に俺が熱海の病院に行き、おそらく奴が嘘をついているという真実が明らかになっても、親は変わらないだろう。
それどころか、なぜまた事を荒立てるんだと、俺を責めるかもしれない。
推測で話すのはよくないけれど、そんな気がしてならない。
もう、そっと、離れたほうがいいのかな。
異業種の会社で苦労してまで、わざわざ実家の近くに転職して戻ってきて、
この仕打ちはキツイ。
いっそのこと、海外へ赴任願でも出すか。
もう、こりごりだ。
親も余裕がないのは分かる。
でも、俺にも、余裕がない。
全て、あいつのせいだ。
もう一度言う。さっさと、死んでほしい。消え去ってほしい。
それができないなら、せめて、一生目の前に現れず、関わらないで欲しい。